M-T-M

指導 comments(0) trackbacks(0) かんとく



M−T−M。

Match(マッチ)−Training(トレーニング)−Match(マッチ)の略です。



サッカーの練習の考え方です。




1. 試合(ゲーム、マッチ)をする。
           ↓
2. 試合の中で課題を見つける。
           ↓
3. 練習(トレーニング)で課題を克服することを目指す。
           ↓
4. 試合の中で課題が克服できたかを検証すると同時に新たな課題を見つける。
           ↓
5. 3に戻る。




別の言い方をするとPDCAサイクルですが、M−T−Mはまずゲームを行ってチャレンジするところから始まります。
(※PDCAは計画→実行→検証→対応を繰り返す仕事の進め方)


T-M-T(Training - Match - Training)ではありません。
まずはゲームをするところからスタートです。



サッカーの目的はすべて試合の中にあるので、試合のための練習になるように、練習のための練習にならないようにしないといけません。

チームによっては、練習の最初にゲームをしてそこから課題を見つけてトレーニング、練習の最後にゲームをしてトレーニングの成果を見るというメニューをとっているところもあるようです。



このやり方の効果は、トレーニングの目的と目標を選手たちが理解しやすくなる、というものです。



練習ばかりやっていると「コーチの言っていることができたー」「前よりうまくなったー」「体を動かすのが楽しいー」だけで終わってしまうかもしれません。
サッカーは相手がいるスポーツですので、「同じチームの誰かに勝った」「昨日の自分よりうまくなった」だけでは不十分です。
(もちろんこれは必須条件ですが。)



他チームと戦って、自分たちのできていないところとよかったところを見つけて、練習で試合中の場面をいろいろな形で再現しながら訓練します。



試合でできなかったところは選手たちが一番よくわかっています。そこでコーチが「なぜできなかったか」「できるようにするには」を選手に説明して練習をすすめます。
うまくいくとよく集中してトレーニングでき、上達が早くなります。



なので、コーチは試合中に課題を見つけるために真剣にゲームを見ています。練習に落とし込めるように選手の目線で一つ一つのプレーを見て課題と練習メニューを考えながら見ています。
これがなかなか難しいのですが、コーチとして一番楽しい作業でもあります。
実際、試合中に選手と一緒にプレーしている気持ちになって、ビクッビクッと体が動くときも。



ESBは月に2回〜3回程度、対外試合をしていますが、試合をこれだけの数こなすのは、こんな理由からなのです。



相手と真剣勝負を繰り返すことで、自分を真摯に振り返ることができるようにする。
負けたことを相手チームや自チームのほかの選手のせいにせず、自分の努力に還元する。



起きた結果を自分以外の誰かのせいにせず、自分がどう行動すべきかを考える。
良い結果の場合は、関わった仲間を認めるとともに自分自身も認めてあげる。
リスペクト。


それを大人になった時に当たり前にできるようになってほしいですね。 


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